哀愁の漂うシルエット
公式HPより
傷ついた少年と家族の物語。美しいロードムービーでもある。
それぞれが罪悪感を抱えて、じっと息をひそめて生きている家族。
最も罪の意識が強く最も弱い主人公が、耐えきれず都会へ飛び出していく。
スピヴェット少年にその行動力と判断力が備わっていて良かった。
両親に、しっかり抱きとめる力があって良かった。
主人公が天才であることは、3Dと同じく、この映画の可愛いスパイスでしかない。
それでも銃を持つこと、アメリカの教育制度はそんなにひどいのか、トレーラーハウスのハリボテとテレビ局の司会のアホっぽい感じ、などなどの皮肉も良いスパイス。
ポスターと監督から、もっと複雑で棘のある映画を想像していたら、意外と真っ直ぐで暖かいお話だった。
公式HPのプロダクションノートが赤裸々で面白い。
