11.09.2022

「映画 おそ松さん」

 愛のあるセット。
                            予告編より。

「実写の設定!」は壮大な前フリ。
人気コンテンツのありがちな実写化映画で、ありがちな映画セオリーを茶化す皮肉。

期待される役割に徹する必要なんかないのだ、自分の人生の主役は自分なんだから。

10.30.2022

「南進の系譜」

  東洋、西洋、南洋。

 いつだって歴史に残らない形で冒険に駆り出されるのは軽んじられる人々。女、次男坊、沖縄県人。
 東南アジアには、日本は自由に入り込める、というのは間違い。

10.23.2022

「消えたい」

  「死にたい」と「消えたい」。
 「消えたい」には、生きたい、生きてみたい、生きてきた、望む人生を実現できなかった無念さ、自分への怒り、がない。

別 の星で生まれ育ったが地球にやってきて、社会のルールは学んだが心の交流の仕方がまだ分からないので不安で孤立している、異邦人。異邦人は「普通の世界」の外側にある、社会的存在が曖昧な「辺縁の世界」で、自分の存在に戸惑いながら生きている。

 求めていた愛情が受け取れずそれを否定されると、期待して裏切られるよりは最初から受け取らないと決める方が苦しみが小さいため、子どもは愛情を受け取ろうとする心にブレーキをかけ、ロックして使えないようにする。

 体が辛いときには、「消えたい」が出てこない。「消えたい」と思うときは、社会的に生きている時か、生きようとしている時。

10.16.2022

「南洋と私」

 南洋は親日的なのか?

あるいは、

「権利も付与していれば」
「もっと開けていれば」

9.28.2022

"VERDENS VERSTE MENNESKE"「わたしは最悪。」

 どうしようもない孤独。
                           公式HPより


 たとえ愛する人でも、あなたの夢とわたしの夢をなんとなく混ぜることはできない。混ぜてはいけない。

9.21.2022

「グランドシャトー」

 大阪・京橋のシスターフッド。
 この世の隙間に落っこちる、指輪や借金。

いつか女が建てた城に、男が住むようになるんやろうか。

8.31.2022

"dinner rush"「ディナーラッシュ」

 料理と客とマフィアと。
レストランと群像劇は最高のマリアージュ。

8.23.2022

「犬のかたちをしているもの」

それがどんなものか、知っている間橋。
これがそれなのか、確信が持てない間橋。

それがほんとうに理解してくれる人なのか?間橋。

8.05.2022

"DUNE"「デューン 砂の惑星」

 意外と強い。
                            公式HPより

スタイリッシュSF。
「風の谷のナウシカ」、「Game of Thrones」の源泉。
悪人の約束を信じてはいけない。


7.30.2022

"Booksmart"「ブックスマート」

 ずっとそのままで。
                           公式HPより


きらめくナイトプールからの絶望。
ハイスクール卒業前夜で青春を濃縮して見せる伝統技法を使ってわかりやすく現代の苦悩と希望を描いた映画。

7.18.2022

「中小企業金融の経済学」

 企業の借入金依存度
 大企業 30%(1980)→ 約16%(2020)
 中堅企業 30%(1980)→ 約14%(2020)<2020年頃大企業を逆転
 中小企業 30%(1980)→ 約27%(2020)<90年度後半をピークに下降

企業の貯蓄投資差額(全規模)
・95年を境に貯蓄超過。実物投資は91年がピークで00年代以降横ばい。
・世界的に無借金企業の割合は増加。日本の無借金企業は、必要な時により多く借入れるために無借金なのではなく、借入額を減らすために無借金にしている。無借金企業は新たに借入する(金融機関と関係を構築する)にはコストがかかる。

債務超過企業比率
・90年代後半をピークに減少傾向の大・中堅企業に比べ、中小企業は90年代後半から横ばい。
・一方ゾンビ企業は、増加傾向にある世界に比べ、日本は10年代以降減少傾向。ゾンビ企業からの脱却の多くはコスト削減による。

企業間の資金再配分
・日本では不況期になるほど小さくなる。不況期に銀行と企業間の関係が切られるのではなく、これまでの貸出契約が継続される傾向が強い=中小企業の資金減少が大きくならない(有利子負債を減らさない)。

資金再配分の効率性
・不況期では、生産性が高まっても有利子負債の伸び率は低いまま。特に業況判断が悪い時期は、生産性が低いほどその企業への資金配分が増加。
・金融支援を受けている企業では高生産性企業から低生産性企業へ資金が移動する傾向。規模別で見ると、中小企業の資金再配分の効率性は低いまま。

地域間の資金配分と効率性
・ネットでは地方から東京での貸出のために預金が流出している。ただし、ここ数年は地元県内での資金の流れが増えており、大手行は預金を集めた地域内で貸出す傾向を強めている。
・企業の利益率が高まる地域に対して低い地域から預金がが多く流れる一方、生産性が高まる地域から低くなる地域へと資金が移動。大都市圏では生産性の低い地域に資金が流れ、それ以外の地方圏では生産性が高まる地域に資金が流れる。
・地価が下落している地域から上昇している地域に資金が流出する傾向。
・貸出市場での集中度が低い地域に対して高い地域から資金が流出する傾向。

中小企業金融における政府による関与
・中小企業の資金繰りを改善する一方でパフォーマンスには負の効果を及ぼすことが多い。
・貸出後における企業の経営改善(事業再生)の取組を積極的に行うべし。
1.直接的な資金供給
 ・日本政策金融公庫、商工組合中央金庫による直接貸出
  −成功確率が高くなっても借入額や投資額の増加程度が逓減しない。
  −不況期に利用が高まる。
  −成長率・収益性が高く自己資本比率が低い中小企業が利用(民間金融機関と異なる)。
  −民間金融機関の貸出増加が同時に見られることもある。
  −利用企業は資金調達環境が改善し、設備投資が行われている。
  −民間金融機関より低金利だが、金利変化によって民間貸出から公庫貸出に代替されてはいない。
 ・中小企業基盤整備機構機構による直接貸出
 ・中小企業投資育成株式会社による投資
2.間接的な資金供給
 ・信用保証協会の信用保証
  −成功確率が低い部分で借入額や投資額の増加額が大きい。
  −ただし、業績の改善程度は非利用企業を下回る。
 ・中小企業基盤整備機構機構による民間ファンドへの出資
 ・日本政策金融公庫による貸出債権の証券化支援
 ・金融庁、日本銀行による金融機関への公的資金注入
3.特定の政策目的実現のための制度整備
 経営者保証に関するガイドライン、中小企業再生支援協議会(事業再生計画策定支援件数はまだまだ少ない)、地域経済活性化支援機構、地域金融機関向けの監督指針、中小企業金融円滑化法(2009-2013)

個人保証や担保に依存しない中小企業金融
・第三者保証や担保の利用率は大きく低下したが、経営者本人による個人保証への依存度は高いまま。
・無担保貸出によって、有形固定資産を持たない企業は借入だけでなく投資や売上高も増加(財務健全性は低下)。
・無保証人貸出は、格付け良好でリスクの低い企業が選ぶ傾向。

貸出市場の集中度
・近隣に金融機関が多いほど、企業の交渉力は強くなる。
・集中度は地方圏で高く、大都市圏では水準が低下(二極化)。
・金融機関数の減少だけでなく、金融機関のシェアのバラツキの拡大が大きく影響。
・金融機関の合併で集中度は高まるが、時間と共に減退。
・集中度が高まると企業の借入金利は徐々に上昇。

金融機関の合併
・2006年のメガバンクの合併は取引先非上場企業における金利上昇幅を高め、借入金比率の低下幅を大きくした(合併行が他行の低金利に追随しなかった?)。
・2004年以降の合併効果は、合併行と取引していた企業の資金調達環境は平均的には改善(上記メガバンクの結果は例外的)。
・2010年代の合併では、取引先企業の借入金比率の上昇幅が大きくなる傾向。合併行の貸出姿勢はむしろ積極化。

提言
・ゾンビ企業を減らし生産性の高低に沿った資金配分のためには、経営状況の良くない中小企業が早期に事業再生に踏み切る必要がある。事業再生という言葉の負の印象の払拭が重要。
・生産性高低と反対の地域間資金配分を改善するためには、地域金融機関同士の連携や合併が有効ではないか。
・政府による支援は、資金供給後にパフォーマンスの低い企業への経営改善や事業再生に注力し、資金繰り措置の提供期間を可能な限り限定すべき。民間金融機関等の先進的な取組(コミットライン契約、BCP、フィンテック等)を阻害する可能性があるため。
・金融機関は、密接な取引関係に基づく商品・サービスに金利や手数料を払ってくれ企業との関係構築・意地に経営資源を集中すべき。一定規模以下の企業との間では、割り切ったサービスを考えた方が良い。

" LONG SHOT "「ロング・ショット」

 新人イビリ。
                           公式HPより


自分でも気づかないうちにレッテルを貼ったりラベリングしてたりすることはある。
理想を追うのは前提として、judgementalすぎるのは考えもの。

PCのセキュリティには気をつけよう。

5.15.2022

「つながり」の精神病理

・「大人というのは通じ合っているんだな」という感じを子どもが持たないほど子どもの精神健康は良い。
・「箱入り」が弱いのは、褒めたり甘やかしたりすることが悪いのではなくて、ハプニングの乏しい環境や敷かれたレール以外のことが起きない環境が影響しているのかもしれない。

「地域で暮らせる雇用」

<地方から首都圏への移動>
1955〜1973年 重化学工業主導の高度経済成長期 農林漁業従事者37.5→13.4%、製造業従事者18.5→27.4%、卸・小売業18.6→20.6%、農村から工業地域への移動。

<移動の減少>
1974〜90年 組み立て型産業主導の安定成長期 製造業従事者 1.10倍、卸・小売業従事者1.13倍、農村工業化(地方企業立地)。

<再び人口流出が拡大>
1990年代〜 新規学卒採用の縮小、製造業従業者比率の低下、卸・小売業等サービス業従事者の増加、非正規雇用の増加、生産機能の海外移転等に伴う雇用機会の非製造業化。
1990後半〜2004年 地域間所得格差の拡大(学歴構成が大きな要因)

1999年 第9次雇用対策基本計画(職業意識啓発、就業体験の拡大など)
2003年 若者自立・挑戦プラン(ジョブカフェ、キャリア教育など)
2005年 フリーター20万人常用雇用化プラン(トライアル雇用、ジョブ・カードなど)
2006年 地域若者サポートステーション
2011年 求職者支援制度

これまでの雇用政策は失業者への一時的な支援、もはや企業立地は難しく、公共事業による雇用創出効果は減少

→労働市場の4割にのぼる非正規雇用(多様なキャリア)の支援を
→増加する小売・接客業・介護福祉への就職支援を
→地方にも専門的・技術的雇用機会を

5.09.2022

"The Big Sick"「ビッグ・シック」

 ああアメリカのスーパーマーケット。
                           公式HPより

嘘と過剰な"ごめん"はやめよう。
浮気をした後か病気で失いそうになったときにしか、本当に愛している相手はわからない。

3.19.2022

「依存症」

物質嗜癖:ある物質を体内に摂取することで起きる変化、快感に嗜癖していくこと。
プロセス嗜癖:ある行為の始まりから終わりまでのプロセスに伴う快感に嗜癖すること。
関係嗜癖:他者の問題に集中しその人生に侵入する快感への嗜癖。

 資本主義が物の大量生産を可能にし、物が溢れる「豊かさ」こそがセルフコントロールを要求している。
 昨日より今日、今日より明日をより良くしようと人生をコントロールする快を追い求めた結果。
 快感は味わうと再びそれを体験したいという欲求を起こし、快感には「耐性」が形成されるため同じ量では足りなくなる。

生きることそのものの"快"が余りにも少ないような状況で生きる人にとっては、自前の快の調達による一時の救済は何にも増して必要なのかもしれない。

3.01.2022

「彼女は頭が悪いから」

 確かにこれは、性欲ではない。支配欲であり暇つぶし。
 自己卑下が得意な人を彼らは逃さない。自覚的にも無自覚でも。

 スペックじゃなくて僕を見て欲しいのに、その他大勢第三者はスペックを見て彼女を攻撃し、僕を守ってくれる。

2.12.2022

「銃・病原菌・鉄」

<勝者と敗者の違い>
 人種ではない-1000年前に同じポリネシア人から枝分かれしたマオリ族(戦闘に慣れた農耕民)とモリオリ族(戦いを放棄した狩猟採集民)
 1532年の惨劇-疫病に味方され鉄・馬・船・情報を持ったスペイン代表ピサロと相手を読み誤ったインカ皇帝アタワルパ

<食糧生産技術(植物栽培と家畜飼育)が定住化と人口増を可能に>
 始まりは東西アジア、中国、遅れて中央アメリカ、アンデス・アマゾン、米国東部(栽培化可能な野生種の分布状況に対応、家畜化可能な大型哺乳類はユーラシア大陸に多く生息)
 野生動物の減少、生産・貯蔵技術の発達・伝達、略奪により多くの地でゆるやかに農耕民に移行(緯度が近い(気候や日照時間が近い)東西方向には伝播が速いためユーラシア大陸で広範囲に普及)

<免疫・技術の差の生まれ方>
 免疫(農業/定住と群居性家畜が感染症を生む)を持つ旧世界と持たない新世界
 階層化が進んだ社会で文字が生まれ、伝播しやすい地域(東西方面)に文字が広がる。
 技術は天才によって突然出現するものではなく累積的に進歩するもの。また新しい技術は次なる技術を誕生させる(科学技術もまた伝播しやすい地域が有利。孤立した社会では技術が後退することも。)。
  小規模血縁集団から国家へと社会が大きく複雑化していく過程で、集団内での紛争を効果的に解決でき、社会意思決定が正しくでき、調和の取れたかたちで再分配経済を行える社会は有用な技術を発展させることができ、戦争に勝利し生産性の高い土地を奪取することができ、自分達よりも規模の小さい社会を潰していくことができる。

<大陸による条件の違い>
 "遅れていた"けど先住民が残るニューギニア(食料生産向けの土地の限界と人口の限界、熱帯病と欧州作物の不適性)と追いやられたオーストラリア(自生植物が少ない土壌と地理的孤立、欧州作物の適性と大陸の疫病)
 オーストロネシア人が入植できたインドネシア諸島(狩猟採集民)とできなかったニューギニア(航海技術と食料生産及びそれによる高人口密度による疫病耐性)
 先住民が9割滅ぼされたアメリカ大陸(欧州植物の生産に適した土地、欧州からの疫病、欧州人に適した気候)
 人類発祥の地アフリカ(栽培・家畜化できる野生種の少なさ、気候が異なる南北に長い大陸)

<食料生産発生地の今>
 肥沃三日月地帯-環境破壊による農業不適正化、権力の西(降雨量多)への移動
 中国-政治的統一による支配者の影響力がマイナス(内紛による造船所の廃止、水力紡績機の禁止、焚書)に働くことも

2.05.2022

「元彼の遺言状」

”男のメンツ”と合理的な女。
キャラクター造形がステレオタイプすぎるような。

1.29.2022

「THE 有頂天ホテル」

確かに有頂天。
                            公式HPより


豪華キャストの正しい使い方。
その場しのぎの嘘は自分に返ってくるし、熱い想いは誰かを温める。